「すると、そこへ十二年間も患って出血が続いている女が近寄って来て、後ろからイエスの服の房に触れた。『この方の服に触れさえすれば治してもらえる』と思ったからである。イエスは振り向いて、彼女を見ながら言われた。
『娘よ、元気になりなさい。あなたの信仰があなたを救った。』そのとき、彼女は治った。」(マタイによる福音書9章20-22節)
十二年も苦しみの中にあった一人の女性が、イエス様のもとに近寄り、イエス様の衣の房に触れます。それは「この方の服に触れさえすれば治してもらえる」と思ったからです。信仰とは、この女性のように主イエス様へのひたすらな信頼と願いに生きることです。
主は、この女性を振り向いてご覧になり、「娘よ、元気になりなさい。あなたの信仰があなたを救った。」と宣言されました。キリストの御言葉によって、この女性は救われたのです。
現代に生きる私たちも、信仰をもって主の前に進みます。あの日「元気になりなさい。あなたの信仰があなたを救った。」とお語りくださった主キリストが、今も私たちに救いの御言葉を宣言してくださるのです。
◆教会からのお知らせ
◎【次週の礼拝・3月23日 受難節第三主日】
・主日礼拝 10:30、夕礼拝 17:00
説教「別れの先に」太田梨人神学生
聖書:ルカによる福音書22章31-34節、54-62節
讃美歌:132、248
◆共に祈りましょう
天にまします我らの父よ、
願わくはみ名を崇めさせたまえ。
み国を来らせたまえ。
みこころの天になるごとく地にもなさせたまえ。
我らの日用の糧を今日も与えたまえ。
我らに罪を犯す者を我らが赦すごとく、
我らの罪をも赦したまえ。
我らを試みにあわせず、悪より救い出したまえ。
国と力と栄とは限りなく汝のものなればなり。
アーメン
日本キリスト教団 聖ヶ丘教会
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yokiotozure@hijirigaoka.jp