「だれも、織りたての布から布切れを取って、古い服に継ぎを当てたりはしない。新しい布切れが服を引き裂き、破れはいっそうひどくなるからだ。新しいぶどう酒を古い革袋に入れる者はいない。そんなことをすれば、革袋は破れ、ぶどう酒は流れ出て、革袋もだめになる。新しいぶどう酒は、新しい革袋に入れるものだ。そうすれば、両方とも長もちする。」
(マタイによる福音書9章16-17節)
生きているものは、日々新たにされていきます。たとえばチューリップは球根のままでなく、芽を出し、茎をのばし、花を咲かせます。カブトムシも、幼虫がサナギとなり、やがて成虫となります。そこには変化がありますが、本質が変わるわけでも、失われるわけでもありません。変化しつつ与えられた命を輝かせて生きているのです。
信仰も同様です。信仰を過去の革袋に閉じ込めるべきではありません。
なぜなら、主は生きておられ、教会も信仰者一人一人の歩みも、日々新たに御業を成してくださる神様の導きの中にあるからです。
◆教会からのお知らせ
◎【本日】西南支区教会フェスティバル
3月20日(木)10:30~、於・霊南坂教会(入場無料)
講演「共に立つ教会~協力伝道の恵みと喜び~」
教団議長・雲然俊美牧師(秋田桜教会)
※「聖書と讃美歌に親しむ集い」は休会し、西南支区フェスティバルに合流します。
◎【次週の礼拝・3月23日 受難節第三主日】
・主日礼拝 10:30、夕礼拝 17:00
説教「別れの先に」太田梨人神学生
聖書:ルカによる福音書22章31-34節、54-62節
讃美歌:132、248
◆共に祈りましょう
天にまします我らの父よ、
願わくはみ名を崇めさせたまえ。
み国を来らせたまえ。
みこころの天になるごとく地にもなさせたまえ。
我らの日用の糧を今日も与えたまえ。
我らに罪を犯す者を我らが赦すごとく、
我らの罪をも赦したまえ。
我らを試みにあわせず、悪より救い出したまえ。
国と力と栄とは限りなく汝のものなればなり。
アーメン
日本キリスト教団 聖ヶ丘教会
*配信をご希望されない方は、以下アドレスまでご連絡をお願いいたします。
yokiotozure@hijirigaoka.jp