よきおとずれ 2025.03.21

3月19日【今日のみ言葉】

~今日のみことば~

「イエスがその家で食事をしておられたときのことである。徴税人や罪人も大勢やって来て、イエスや弟子たちと同席していた。ファリサイ派の人々はこれを見て、弟子たちに、『なぜ、あなたたちの先生は徴税人や罪人と一緒に食事をするのか』と言った。イエスはこれを聞いて言われた。『医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人である。「わたしが求めるのは憐れみであって、いけにえではない」とはどういう意味か、行って学びなさい。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである。』」(マタイによる福音書9章10-13節)

罪を犯した人が主イエスと共にいてはいけないのでしょうか。罪びとに赦しが与えられてはならないのでしょうか。人間は、もし罪を犯したなら、その罪や失敗の過去ゆえに、現在と未来の平和や希望を失うべきなのでしょうか。このような考えは、明らかにキリストの御心とは異なっています。

聖書には、罪を犯した女性を引きずり出して石で打とうとしたり、人の姿を見て罪びとだと指を指す者たちの姿が度々登場します。しかし、「あいつは罪びとだ」と思い、人を裁いている者自身が、実は罪に捕らわれてしまい、赦しを受け取ることができないでいる姿に気付かされます。

主キリストの『わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである。』との御言葉は、たとえ人間の過去がどうであっても、主は罪の赦しを与え、その赦しによってその人に新しい恵みの人生を備えてくださるということを表しています。

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◆教会からのお知らせ

◎【明日】西南支区教会フェスティバル

3月20日(木)10:30~、於・霊南坂教会(入場無料)

講演「共に立つ教会~協力伝道の恵みと喜び~」教団議長・雲然俊美牧師(秋田桜教会)

※「聖書と讃美歌に親しむ集い」は休会し、西南支区

フェスティバルに合流します。

◎【次週の礼拝・3月23日受難節第三主日】

・主日礼拝10:30、夕礼拝17:00

説教「別れの先に」太田梨人神学生、ルカによる福音書22章31-34、54-62節、讃美歌:132、248。

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◆共に祈りましょう。

~主の祈り~

天にまします我らの父よ、願わくはみ名を崇めさせたまえ。み国を来らせたまえ。みこころの天になるごとく地にもなさせたまえ。我らの日用の糧を今日も与えたまえ。我らに罪を犯す者を我らが赦すごとく、我らの罪をも赦したまえ。我らを試みにあわせず、悪より救い出したまえ。国と力と栄とは限りなく汝のものなればなり。アーメン

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日本キリスト教団 聖ヶ丘教会

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yokiotozure@hijirigaoka.jp